研究課題/領域番号 |
18K15325
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分50020:腫瘍診断および治療学関連
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
久保 俊之 札幌医科大学, 医学部, 研究員 (80784313)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 大腸がん / スクリーニング / メチル化 / 分子マーカー / 大腸腫瘍 / 前癌病変 |
研究成果の概要 |
本研究では経口腸管洗浄液から腫瘍特異的なDNAメチル化を検出することで大腸がんのリスク予測・超早期診断法を開発することを目的とする。洗浄液は糞便を含まないため、便中DNAよりも腫瘍細胞由来のDNAの割合がはるかに多く、がん特異的なDNA化の検出が容易となる。またCTコロノグラフィーによる大腸がんスクリーニング方法の有用性が多数報告されている。しかしながら小さな大腸がんや平坦な病変は同定困難である。CTコロノグラフィーは経口腸管洗浄を必要とすることから、腸管洗浄液メチル化解析が補完的な検査として併用することで両者の欠点を補い、高精度で非侵襲的な大腸がんスクリーニング方法となる可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
大腸がんは早期発見により内視鏡で治癒可能である。また前癌病変の内視鏡切除により大腸がん発生を予防することも可能である。以上より高リスクや早期大腸がんの患者さんを容易に見つける方法の開発は極めて重要である。便鮮血反応が健康診断で用いられており、早期発見に有用であるが、その後の精密検査である大腸内視鏡検査の受診率が低いことが問題である。本研究での腸管の洗浄液のメチル化検査、そしてCTコロノグラフィーで大腸内視鏡検査の受診率を上げ、大腸がんの早期発見、予防に有用であると考えられた。
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