研究課題
若手研究
本申請では、細菌感染した免疫細胞からのmicroRNAが血小板へ与える細胞間コミュニケーションのツールとしてなり得るかを知る前段階として「レジオネラ菌感染がマクロファージに及ぼす形質変化の分子機序解明」を目的としin vitroで検討をおこなった。今回、新たな知見として申請者はL. pneumophila 感染によるマクロファージのサイトカイン産生の制御に、miR-218が関与することと、miR-218で発現が抑制されるRICTORの役割を初めて明らかにした。
本研究はL. pneumophila 感染によるマクロファージのサイトカイン産生の制御に、miR-218が関与することと、miR-218で発現が抑制されるRICTORの役割を初めて明らかにした。これまでL. pneumophila 以外の細菌感染時における免疫応答でmiR-155やmiR-146が重要な役割を担うことが報告されているが、mTOR関連分子RICTORの細菌感染への役割については報告がない。増殖、生存シグナルを担うRICTORと感染症への関与の可能性を見出せた点は興味深い
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (2件)
Biochemical and Biophysical Research Communications
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