研究課題
若手研究
まず、臨床研究1.加齢と生活習慣病が脳に及ぼす影響の臨床研究に関する成果について、老化により変化する脳領域と生活習慣病により変化する脳領域が重なり合うことを示した。更に、加齢・生活習慣病が、認知症で早期に障害される領域を相加的に障害することも示した。次に、臨床研究2.脳の老化に関する新たな修正可能因子の探索については、心拍数の上昇に伴い認知症で早期に障害される領域が障害されることを示した。最後に、動物実験.加齢と生活習慣病が脳に及ぼす影響に関する機序の研究については、現在学会発表・原著論文を準備中である。
臨床研究1.の研究結果から、認知症の無い症例における加齢・生活習慣病と認知症発症との関連が、また臨床研究1.の研究結果から、頻脈は脳の老化の新たな修飾可能因子である可能性が示唆された。これらの研究結果から、患者数が増加している認知症が発症する過程おいて、認知症の無い時期における加齢・生活習慣病の意義が再確認されると共に、生活習慣病予防に加え頻脈に対する介入が認知症予防に役立つ可能性が考えられる。
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すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (14件) (うち国際共著 8件、 査読あり 14件、 オープンアクセス 7件) 学会発表 (12件) (うち国際学会 2件) 図書 (1件)
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