研究課題/領域番号 |
18K15415
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分52010:内科学一般関連
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
鈴木 将史 名古屋大学, 医学部附属病院, 医員 (50815462)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | パーキンソン病 / ウェアラブルデバイス / 心拍変動 / 自律神経機能 / 早期診断マーカー |
研究成果の概要 |
パーキンソン病では早期より自律神経障害が起こり、心拍変動(脈拍の変化)が低下する可能性が示されている。本研究ではウェアラブルデバイスを用いてパーキンソン病患者の心拍変動を長時間に渡り記録し、活動状態と合わせて解析を行った。パーキンソン病患者では健常人と比較し心拍変動のパラメーターが有意に低下することが示され、ウェアラブルデバイスを用いて自律神経障害を検出できる可能性が示された。また長時間記録と活動状態の解析により、自律神経障害を検出に適した心拍変動パラメーターやタイミングの同定をすることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究ではウェアラブルデバイスを用いてパーキンソン病患者の長時間心拍変動と活動状態を記録した。これにより自律神経障害の検出に適した心拍変動パラメーターやタイミングの同定し、パーキンソン病の自律神経障害の病態解明を進めることができた。またウェアラブルデバイスを用いて、パーキンソン病の自律神経障害を検出可能なことを示すことができた。今後はウェアラブルデバイスから得られるデータを利用し、パーキンソン病を含む自律神経障害を来す疾患を早期にスクリーニングが可能となることが期待される。
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