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FABP4のインスリン抵抗性・分泌能への臨床的検討および直接作用の検討

研究課題

研究課題/領域番号 18K15419
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分52010:内科学一般関連
研究機関鳥取大学

研究代表者

藤岡 洋平  鳥取大学, 医学部附属病院, 助教 (10791048)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード2型糖尿病 / インスリン抵抗性 / FABP4 / インスリン分泌
研究成果の概要

2型糖尿病患者29名、非糖尿病ボランティア23名にグルコースクランプ試験によるインスリン抵抗性評価および、食事負荷試験を行った。2型糖尿病患者では、インスリン抵抗性が高いこと、空腹時FABP4が高値であること、食事負荷によるFABP4の低下に乏しく、非糖尿病とは動態が異なることを見出した。
マウス骨格筋細胞C2C12を用いた基礎的検討では、FABP4添加により、インスリンシグナルの低下を介した細胞への糖取り込みの抑制を認め、インスリン抵抗性を生じることを見出した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

インスリン抵抗性は2型糖尿病における主病態の一つであるが、インスリン抵抗性を規定する因子は様々なものが報告されており、その病態解明およびインスリン抵抗性改善薬の創薬は重要な課題である。
本研究によりFABP4が2型糖尿病におけるインスリン抵抗性に直接的に関与することが確認されたことは、学術的には2型糖尿病の病態解明に貢献しており、また、FABP4がインスリン抵抗性改善薬の新しい治療標的となり得ると考えられるため、社会的にも貢献したと考えられる。

報告書

(3件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2021-02-19  

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