• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

ヒトiPS細胞技術を用いたミオチュブラーミオパチーの病態解明

研究課題

研究課題/領域番号 18K15449
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分52020:神経内科学関連
研究機関京都大学

研究代表者

藤原 慧  京都大学, iPS細胞研究所, 研究員 (40817219)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワード骨格筋 / X連鎖性ミオチュブラーミオパチー / 3つ組 / ミオチュブラーミオパチー / XLMTM / 成熟骨格筋細胞 / オートファゴソーム / 骨格筋幹細胞 / X染色体連鎖性ミオチュブラーミオパチー
研究成果の概要

X染色体連鎖性ミオチュブラーミオパチーは骨格筋の3つ組に変化をきたし筋力低下をきたす疾患である。その病態評価には3つ組構造をもった成熟した骨格筋細胞の作製が必要であるが、これまでの技術では困難であった。本研究ではiPS細胞から遺伝子の導入を行わず骨格筋幹細胞を誘導し、これをベースに骨格筋細胞を作成する新たな技術を開発した。本研究で作成された骨格筋細胞は3つ組構造、サルコメア構造を備え、自発収縮するという特徴を持っていた。本技術を用いて、さまざまな疾患のモデルが可能になると考える。

研究成果の学術的意義や社会的意義

骨格筋疾患では生後に表現型が出るものが多く、こういった疾患をヒトiPS細胞を用いて評価するためには、ある程度発達段階の進んだ(すなわち成熟した)骨格筋細胞を作成することが必要である。さらに、本研究で作成した骨格筋細胞は遺伝子導入を用いていないため、疾患の遺伝子レベルでの解析により適したものである可能性がある。
本技術を用いることで、さまざまな骨格筋疾患の病態評価につながっていく可能性があることが考えられる。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2019 2018

すべて 学会発表 (2件) 産業財産権 (2件)

  • [学会発表] ヒトiPS細胞からの成熟筋細胞誘導2019

    • 著者名/発表者名
      藤原慧
    • 学会等名
      日本筋学会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] ヒト iPS 細胞を用いた X 連鎖性ミオチュブラーミオパチー(XLMTM)の病態再現~2D 筋成熟化の現状と取り組み2018

    • 著者名/発表者名
      藤原慧
    • 学会等名
      若手のための骨格筋研究会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [産業財産権] ヒトiPS細胞から成熟骨格筋細胞の作出2019

    • 発明者名
      藤原慧
    • 権利者名
      藤原慧
    • 産業財産権種類
      特許
    • 出願年月日
      2019
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [産業財産権] ヒトiPS細胞からの成熟筋管細胞の誘導2019

    • 発明者名
      藤原慧
    • 権利者名
      藤原慧
    • 産業財産権種類
      特許
    • 出願年月日
      2019
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi