研究課題/領域番号 |
18K15461
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分52020:神経内科学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 (2020) 京都府立医科大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
建部 陽嗣 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 放射線医学総合研究所 脳機能イメージング研究部, 研究員(任常) (00637027)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 血液バイオマーカー / 認知症 / リン酸化タウ / 高感度ELISA / アルツハイマー病 / 体液バイオマーカー / ニューロフィラメント / Simoa / バイオマーカー / p-tau / tau / NFL / TDP-43 / デジタルELISA / 神経変性疾患 |
研究成果の概要 |
超高感度デジタルアッセイ技術であるSimoa(Single molecular array; 米国Quanterix社)を導入し,世界で初めて,ヒトの血液中でアルツハイマー病(AD)バイオマーカーの1つであるp-tau(リン酸化タウ蛋白)をfg/mLのオーダーで検出できる定量系を開発してきた。p-tauに加えて、ADの他のコア・バイオマーカーである、Aβ40、Aβ42、t-Tau(タウ蛋白)、NF-L(ニューロフィラメント軽鎖)に関して多施設の血液・髄液サンプル測定を行った。その結果、全ての物質をSimoaにて安定して測定できることを確認することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
我々は、超高感度デジタルアッセイ技術であるSimoaを用いて、ヒトの血液中でアルツハイマー病(AD)バイオマーカーを測定する方法の開発をおこなってきた。 血液検査でAD特異的な物質を測定することに成功している。今後、認知症診断において簡便で安価な検査方法として、この血液バイオマーカーを利用できる可能性がある。
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