研究課題/領域番号 |
18K15481
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分52030:精神神経科学関連
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
丁 ミンヨン 福井大学, 学術研究院医学系部門, 特命講師 (10774466)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 発達障害 / ADHD / 男女差 / ASD / 脳画像 / AI / fMRI |
研究成果の概要 |
自閉スペクトラム症(Autism Spectrum Disorder, 以下ASD)は全世界で3%以上該当する発達障害であるが、脳病態メカニズムは解明できておらず、生物学的指標(バイオマーカー)の同定もできていない。そこで、「ASD脳病態メカニズムの男女差」を解明するため、multimodal neuroimaging approachにおける脳機能動・脳構造的情報を探求した。その結果、男性ASDは外側後頭葉(lateral occipital cortex)脳構造・機能に非定型発達を示し、その非定型発達がASDの重症度と関連していることが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で発見された自閉スペクトラム傾向のバイオマーカーを用いて複数の精神疾患や他の発達障害に応用することで、それぞれのバイオマーカーを探索することで、これまで症候だけに基づいていた障害の診断と分類を生物学的観点からも行うことができると考えられる。
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