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情動変化を呈したモデル動物における酸化ストレスの全脳的評価

研究課題

研究課題/領域番号 18K15511
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分52030:精神神経科学関連
研究機関福井大学

研究代表者

水野 智之  福井大学, 学術研究院医学系部門(附属病院部), 講師 (60626357)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2020年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワード酸化ストレス / 亜鉛欠乏 / 放射線核医学 / 社会的孤立 / 気分障害
研究成果の概要

本研究では、6週齢の健常ラット、および6週齢(うち最後の2週は亜鉛欠乏食を投与)の亜鉛欠乏ラット、の二群において、酸化ストレスという観点から有意差が得られるかについて、実験および考察を行った。血中における核酸由来の酸化ストレス物質である8-OHdGは、健常群で高値の傾向を認め、血中における脂質由来の酸化ストレス物質である8-isoprostanesは、亜鉛欠乏群において有意差をもって高値を示した。また、64Cu-ATSMという核種を用いた全脳部位のイメージング検査を行ったところ、群間差は部位別にみても全く認められなかった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

免疫染色法による酸化ストレス物質の測定は実験動物において従来の研究で行われていたが、酸化ストレスを実験動物において核医学的手法を用いて脳の領域別にみる試みは、これまでなされたことがなかった。想定していた結果は得られなかったが、上記の領域に足を踏み入れることができたことは一つの成果であると考えられる。亜鉛欠乏や社会的孤立が生体に及ぼす影響は、酸化スと考えられる。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 亜鉛欠乏ラットにおける64Cu-ATSMを用いた脳内酸化ストレス評価2019

    • 著者名/発表者名
      水野智之
    • 学会等名
      第38回 躁うつ病の薬理・生化学的研究懇話会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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