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産後うつ病の発症脆弱性に関わる脳内分子神経基盤の解明

研究課題

研究課題/領域番号 18K15517
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分52030:精神神経科学関連
研究機関山口大学

研究代表者

樋口 尚子  山口大学, 医学部附属病院, 助教 (00711269)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
キーワード産後うつ病 / 周産期 / うつ病モデルマウス / うつ病 / 行動解析 / 産褥期 / ストレス
研究成果の概要

産後うつ病の病態は不明な点が多く、産後うつ病の病態を忠実に再現する動物モデル開発も十分行われていない。本研究では、肉体的なストレスはかけず、情動的なストレス(Emotional Stress)を加えるという方法を用い、出産後の雌マウスにストレス負荷を行ったところ、出産後マウスのうつ様行動の増加が観察された。このことから、産後うつ病のモデルとして、情動的なストレス負荷が有用であることが示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

既存のうつ病モデル動物は主に身体的ストレスの曝露に依存しており、うつ様行動解析の際に痛みや炎症の影響が排除できないことが課題であった。そこで、肉体的なストレスはかけず、情動的なストレス(Emotional Stress)を加えるという方法を用いてストレス負荷を行ったところ、出産後マウスのうつ様行動の増加が観察された。このことから、産後うつ病のモデルとして、情動的なストレス負荷が有用であることが示唆された。産後うつ病のモデルはほとんど知られておらず、今後産後うつ病の病態解明に有用だと考えられた。

報告書

(3件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 情動的ストレスを用いたうつ病モデルマウスの作成2019

    • 著者名/発表者名
      關友恵, 山形弘隆, 内田周作, 小林正明, 古林亜由美, 陳 冲, 樋口尚子, 渡邉義文, 中川 伸
    • 学会等名
      第41回日本生物学的精神医学会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2023-12-25  

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