研究課題/領域番号 |
18K15536
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分52040:放射線科学関連
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研究機関 | 旭川医科大学 |
研究代表者 |
石戸谷 俊太 旭川医科大学, 医学部, 助教 (50548873)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 血管造影 / インターベンショナルラジオロジー / IVR / 造影剤 / ガドブトロール / ガドリニウム / MRI |
研究成果の概要 |
本研究のテーマは、血管造影検査時に使用されるヨード造影剤の代替としてMRI造影剤の一種であるガドブトロールを有効に、安全に使用することができるかを検討することである。先行研究としてファントムを用いた研究(特に視認性など有効性の検討)を行い学会発表を行いつつ患者に厳重なインフォームドコンセント、同意のもと血管造影検査を行う必要があるヨードアレルギー患者に対してガドブトロールを用いた血管造影を行い、後方視的に薬剤の有効性および安全性の研究を行った。ヨードアレルギー患者に対して血管造影を行うことができ、有効性および安全性が確認できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、一般に血管造影検査で使用されるヨード造影剤に対してアレルギーを有する患者に代替薬剤としてガドリニウム造影剤の一種であるガドブトロールを使用し十分な・安全な血管造影を行うことができるか研究することである。ヨード造影剤を使用できないが故に血管造影ができない、あるいは不十分な検査しかできず患者にとって不利益が生じている現状があるが、この研究結果からはガドブトロールを用いた血管造影検査は有効で安全であることが確認できた。これにより今まで不利益を受けていた患者に対してよりよい医療が提供できる可能性が示唆された。
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