研究課題/領域番号 |
18K15539
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分52040:放射線科学関連
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
山本 貴也 東北大学, 大学病院, 講師 (30733159)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2021年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 体幹部定位放射線治療 / 放射線誘発肺障害 / 放射線肺臓炎 / 放射線肺炎 / 放射線誘発性肺障害 / 定位放射線治療 / functional DVH解析 |
研究成果の概要 |
肺定位放射線治療(SRT)後の放射線誘発性肺障害について、治療前、1月後、4か月後、12か月後にCT検査、採血、呼吸機能検査等を前向きに調査し検討を行った。16例について解析を行った。SRT4か月にて肺の平均HUとSD、KL-6、SP-Dがピーク値を示し、呼吸機能については全ての項目で経時的に低下し、SRT後12か月でのデータが最も低値であった。4か月でのSP-D、12か月での努力性肺活量や肺拡散能力はSRTの肺線量との関連が認められた。更に肺線量毎のHUの変化量を調べると線量依存性の関連が認められた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
SRTにおける肺線量と呼吸機能との関連を詳細に調べた報告は希少で、特に肺拡散能力とSRTの肺線量の相関の報告は知りうる限り初の報告となる。これによりSRT後のより詳細な呼吸機能予測の一助となることが期待される。
|