研究課題/領域番号 |
18K15560
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分52040:放射線科学関連
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研究機関 | 北海道科学大学 |
研究代表者 |
佐々木 恒平 北海道科学大学, 保健医療学部, 准教授 (20736376)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | モンテカルロシミュレーション / 細胞間ネットワーク / バイスタンダー効果 / 放射線治療 / DNA損傷 / シミュレーション / 数理モデル / 放射線生物学 / 細胞間シグナル伝達 / Geant4 / シグナル伝達 / 医学物理学 |
研究成果の概要 |
本研究では,汎用モンテカルロシミュレーションコードによるDNA損傷シミュレーションとBEのシミュレーションモデルをマクロな線量計算アルゴリズムに統合することで,直接放射線によるDNA損傷から細胞間ネットワークによるDNA損傷を統合した細胞致死推定をシームレスに実施することに取り組んだ. DNAレベルのモンテカルロシミュレーションによって得られたDNA損傷を細胞実験データと比較検討し,シミュレーション結果の妥当性を提示した.本研究で開発したバイスタンダー効果シミュレーションにより,論文で得られた実験データにおける細胞間ネットワークを再現することに成功した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
生体組織への放射線照射効果について,DNAレベルの放射線シミュレーションと細胞間ネットワークモデルを統合することに成功した.本研究は放射線治療における低線量被ばく部分に対しての放射線効果を見積もるための基礎となる研究であり,次世代の放射線治療につながる研究であると考える.
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