研究課題/領域番号 |
18K15588
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分52040:放射線科学関連
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
飯間 麻美 京都大学, 医学研究科, 助教 (60748797)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | MRI / 拡散 / 非ガウス拡散 / 乳腺腫瘍 / 乳癌 / 拡散強調MRI / 診断 / IVIM / 非ガウス拡散MRI |
研究成果の概要 |
複数の種類の担癌マウスにおいて拡散時間やTE等の撮影条件の変更による拡散強調MRI定量値への影響について検討した。拡散時間による見かけの拡散係数の変化率と細胞増殖能を反映する乳癌のKi-67などから得られる組織学的バイオマーカーとの間に有意な相関関係を見出し、磁気共鳴医学会に演題発表を行い、論文作成中である。臨床例においては、異なる拡散時間等による拡散強調MRI定量値への影響につき検討を行った。主に見かけの拡散係数やその変化率への影響を中心に検討し、乳腺腫瘍の良悪性鑑別や、乳癌におけるホルモン受容体発現の有無などの鑑別につき、国際磁気共鳴医学会、北米放射線学会で発表、論文発表した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今まで主に定性的評価に留まっていた腫瘍内部の新たな定量評価が可能となり、乳癌のホルモン受容体発現の有無との関連も見いだされた。特に造影剤アレルギーなど、造影剤の使用困難な症例において、拡散強調像を用いた新たな診断法が有用となる可能性がある。
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