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子宮頸癌放射線治療のための新たな強度変調腔内照射用アプリケータの開発

研究課題

研究課題/領域番号 18K15620
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分52040:放射線科学関連
研究機関山形大学

研究代表者

宮坂 友侑也  山形大学, 大学院医学系研究科, 助教 (90812884)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード放射線治療 / 小線源治療 / 子宮頸がん / アプリケータ / モンテカルロシミュレーション / ガラス線量計 / 小線源治療用アプリケータ / 子宮頸癌 / CT画像 / 腔内照射 / 強度変調放射線治療 / 子宮頸がん放射線治療 / タンデムオボイドアプリケータ / 三次元画像誘導小線源治療 / タンデム・オボイドアプリケータ
研究成果の概要

小線源治療用の線量分布を任意の形状に作成するための新たな子宮頸がん腔内照射用アプリケータの開発を行った。このためにアプリケータ内に線量調整用の遮蔽体を作成し、これにより線量を調整する方法を提案した。まず、シミュレーションにより最適な遮蔽体の素材をおよび線源設置用の溝の数について検討した。その結果、素材はタングステン、溝の数は5個から6個程度が最適であると明らかになった。続いてシミュレーションをもとに遮蔽体のプロトタイプの作成とこれを用いた線量測定実験を実施した。この結果、遮蔽体プロトタイプの遮蔽能力はシミュレーションと同等であることがわかり、アプリケータの開発ができたと考えられた.

研究成果の学術的意義や社会的意義

新たなアプリケータ作成のためのシミュレーションおよびシミュレーションに基づいたプロトタイプの作成と線量測定実験を実施した。シミュレーションにおいては小線源治療で要求される数cm程度の領域内で線量分布の変調か可能かを調査し、素材及び構造を調整することにより実現可能であることが明らかになった。プロトタイプの作成においてはシミュレーションで検討したものと同等の構造を十分な精度と強度で作成可能であることを明らかにできた。線量測定実験においては結果がシミュレーションと同等の結果となったことから、シミュレーションをもとにさらなる検討を進めることの妥当性を証明することができた

報告書

(5件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2021

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 患者横断面における線量分布の調整を可能とする新たな腔内照射小線源治療用アプリケータの開発2021

    • 著者名/発表者名
      宮坂友侑也、金井貴幸、想田光、李聖賢、佐藤啓、岩井岳夫
    • 学会等名
      公益社団法人日本放射線腫瘍学会小線源治療部会第23回学術大会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] 患者横断面における線量分布の調整を可能とする新たな腔内照射小線源治療用アプリケータの開発2021

    • 著者名/発表者名
      宮坂友侑也、金井貴幸、想田光、李聖賢、佐藤啓、岩井兵夫
    • 学会等名
      日本放射線腫瘍学会小線源治療部会第23回学術大会
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2023-01-30  

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