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MR画像だけで放射線治療計画を行う方法の臨床応用を前進させるファントムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 18K15621
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分52040:放射線科学関連
研究機関東京大学

研究代表者

五月女 康作  東京大学, 大学院総合文化研究科, 特任助教 (80608795)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2019年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワードファントム / 3Dプリンタ / MRI / 放射線治療 / CT / MR-only simulation / 前立腺癌
研究成果の概要

前立腺癌に対する放射線治療計画を立てる際に,従来のコンピュータ断層撮影(CT)画像よりも軟部組織のコントラストに優れている磁気共鳴(MR)画像だけを使って放射線治療計画を立てる(MR-only simulation)ことで,悪性腫瘍へ放射線の照射線量をより集中させて周囲正常組織のダメージを減らして治療成績を向上できる。MR画像だけで治療計画を作るためにはまだ線量分布の検証が不十分であり,その精度を上げるためのファントム(線量計算上で人体を模擬できる物質)が必要である。本研究はそのファントムに用いることができる材料を探索的に検証して提案するものである。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究で取り組んだC Tファントム作成に関する知見は,磁気共鳴(MR)画像だけを使って放射線治療計画を立てる(MR-only simulation)際の線量分布の精度を高める一助になっていく。MR-only simulationが確立されることで本国で罹患率の高い前立腺癌患者に安全で正確な放射線治療を提供することに繋がっていく。また,研究過程で別途開発したMRファントムは,ヒトの全身の全ての組織や臓器のT1およびT2値を連続値として作成することでき,MRIの様々な分野の研究への貢献が期待できる。

報告書

(3件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 備考 (1件)

  • [備考] 東京大学大学院総合文化研究科進化認知科学研究センター 小池研究室

    • URL

      http://klab.c.u-tokyo.ac.jp/

    • 関連する報告書
      2019 実績報告書

URL: 

公開日: 2018-04-23   更新日: 2023-12-25  

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