研究課題/領域番号 |
18K15636
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分52040:放射線科学関連
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研究機関 | 独立行政法人国立病院機構(呉医療センター臨床研究部) (2020-2022) 高知大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
梶原 賢司 独立行政法人国立病院機構(呉医療センター臨床研究部), その他部局等, 医師 (00735251)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 凍結療法 / 肺 |
研究成果の概要 |
豚コレラの発生により生体肺の準備困難であった。よって還流と換気下での摘出肺での凍結療法を試みることした。しかし、摘出肺での還流はうまくいかず、換気のみが可能であった。よって換気下の摘出肺において凍結用プローブと凍結針から円心状に配置した温度計を穿刺し、凍結療法と温度測定を行った。円心状の温度計により良好な温度測定が行えることが確認で、凍結針より8.2㎜までは-20℃以上の計測を得られることが分かった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
凍結療法を腎以外の臓器においても応用するために、凍結療法の弱点である換気や血流によって発生するheat-sink effectの低減は重要な課題である。 今回換気下の摘出肺において凍結用プローブと温度計を穿刺し温度測定を行えることが確認された。また、凍結針より8.2㎜までは-20℃温度計測を得られることが分かった。今後換気・還流下での凍結療法の温度測定を行いそれと比較すること、更には肺動脈のバルーン閉塞時の温度測定と比較することによりheat-sink effectの低減の効果的な方法が開発できると考えられる。
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