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小児重症筋無力症の免疫学的病態の解明~新規免疫抑制療法の開発に向けて~

研究課題

研究課題/領域番号 18K15703
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分52050:胎児医学および小児成育学関連
研究機関信州大学

研究代表者

本林 光雄  信州大学, 医学部附属病院, 特任講師 (90747940)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
キーワード重症筋無力症 / B細胞活性化因子 / 小児 / バイオマーカー / サイトカイン / BAFF / APRIL / 免疫 / 眼筋型
研究成果の概要

25名の小児重症筋無力症患者(全身型[GMG] 8名、眼筋型[OMG] 17名)および13名の対照患者を対象とし、血清BAFF値を測定した。治療前OMG群は対照群と比べて有意にBAFFが高かったが、治療前GMG群と対照群との間には有意差が見られなかった。OMG群では治療後に血清BAFF値が低下したが、GMG群では治療前後で有意な低下はなかった。今回の研究から小児OMGではBAFFが病態に関与していることが示唆されたのに対し、小児GMGにおけるBAFFの関与は不明であった。成人ではGMGでも血清BAFF値の上昇が報告されており、小児と成人におけるMGの病態の差異に影響していることが示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

小児OMGでは血清BAFFが病態・病勢に関与していることが再確認された一方で、小児GMGでは血清BAFFが病態・病勢に関与している可能性が低いことを新たに示した。今後、小児MGに対する抗BAFF抗体など新規分子標的治療の導入を検討していく上で、重要な知見が得られた。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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