研究課題/領域番号 |
18K15756
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分53010:消化器内科学関連
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
須江 聡一郎 横浜市立大学, 附属病院, 助教 (00738619)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | オルガノイド / 胃 / ヒト / ISX / ヒト胃オルガノイド / 胃発癌 / 胃癌治療 |
研究成果の概要 |
ヒト胃オルガノイドの培養を行い、作成したオルガノイドを用いて胃発癌モデルの作成を試みるとともにISX標的薬の探索を行った。オルガノイドはE-cadherinやβカテニンの細胞膜での発現や、構造的にスフェロイド状の形態が凹凸を伴った構造になることを確認した。また胃マーカーHGMが内腔で陽性となっているオルガノイドを確認できた。オルガノイドのmRNA発現解析や蛍光免疫を用いた解析を、ISXや胃マーカー、腸上皮化生マーカーについて行えた。継代は可能であったが、長期継代が課題であることが明らかとなった。短期継代の系でISX標的薬の候補薬群を投与し、ISX発現などを確認することはできた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の目的はヒト胃オルガノイド発癌モデルを作成し、胃癌治療への応用につなげることである。本研究ではヒト胃オルガノイドを作成し短期間での継代培養に基づく実験が可能であることを明らかにした一方、期間内で長期培養の最適な条件をみつけることができず、ヒト胃オルガノイドの長期培養条件の検討が課題であることが明らかとなった。
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