研究課題/領域番号 |
18K15799
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分53010:消化器内科学関連
|
研究機関 | 地方独立行政法人宮城県立病院機構宮城県立がんセンター(研究所) |
研究代表者 |
涌井 祐太 地方独立行政法人宮城県立病院機構宮城県立がんセンター(研究所), 発がん制御研究部, 特任研究員 (50756939)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 肝細胞癌 / 肝臓癌 / 微小環境 / ncRNA |
研究成果の概要 |
HOTAIRはnon-coding RNAに分類されるもののひとつであり、複数の癌種において悪性度との相関が報告されている。しかし、その機序については不明な点が多い。申請者は、癌細胞周囲の微小環境に着目し、HOTAIR高発現癌細胞はCCL2を分泌することで、TAMやMDSCの誘導を引き起こしていることを明らかにした。また、その他の肝細胞癌悪性度を亢進させる分子をスクリーニングした結果、BEX2が高発現すると悪性度を亢進させることをみつけた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では肝細胞癌の悪性度を規定する分子を同定した。新しい肝細胞癌治療開発における基礎データを得ることができた。
|