研究課題/領域番号 |
18K15801
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分53010:消化器内科学関連
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研究機関 | 公益財団法人朝日生命成人病研究所 |
研究代表者 |
崎谷 康佑 公益財団法人朝日生命成人病研究所, その他部局等, 特別研究員 (60631299)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 胃がん / 幹細胞 / 微小環境 |
研究成果の概要 |
抗がん剤治療が開始初期には効果的であっても、治療経過とともに耐性を生じるケースが多く、最も 進んだStageの胃がん・大腸がんの予後は抗がん剤治療を行っても1年程度に留まることが問題である。代償的増殖幹細胞を含めた複数のがん幹細胞ある いはがん微小環境を同時に標的とする新規抗がん療法の有用性を検討するため、以下の研究を行った。Cxcr4とMist1はオーバーラップし、double positiveの細胞はin-vitroで高いcolony formation abilityを示す一方Cxcr4とCCK2Rはオーバーラップなしであっ た。CXCR4阻害薬AMD3100は抗胃がん作用を示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
複数の抗がん剤による新たな胃癌治療の道筋を示した研究で、がんの幹細胞と微小環境を詳細に検討した検討である。抗がん剤に対する、耐性を克服する一つの方法として、今後さらなる発展が期待できる考え方を提示できた。
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