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肝細胞癌の病態形成における抑制系免疫細胞とnon-coding RNAの関わり

研究課題

研究課題/領域番号 18K15802
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分53010:消化器内科学関連
研究機関東北大学

研究代表者

岩田 朋晃  東北大学, 医学系研究科, 非常勤講師 (30803647)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード肝細胞癌 / 腫瘍免疫 / non coding RNA / 抑制系免疫細胞 / cell-free DNA / TERT promoter / SNHG8 / MDSC / TAM / SNHG5 / SNHG6 / non-coding RNA
研究成果の概要

https://portal.gdc.cancer.gov/のデータベースを用いて、ong non-coding RNAであるSNHG6、SNHG8、SNHG5がヒト肝細胞癌において高発現していることを見出した。上記RNAのプライマーを作成し、代表的な肝細胞癌株(HepG2、Hep3B、Huh7S、Li7)での高発現を確認した。SNHG5, 6, 8に対するsiRNAをもちい、発現を抑制した肝細胞癌株を作成し、末梢血リンパ球と共培養したのちフローサイトメトリーを行うことで、ある種の抑制系免疫細胞の割合が変化していることを認めた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

肝細胞癌の再発や転移のリスクや予後を評価する上で、「癌細胞側の因子」 と「腫瘍免疫側の因子」を検討する必要がある。「癌細胞側の因子」としてnon- coding RNAの重要性が示され、一方で「腫瘍免疫側の因子」として、単球・マクロファージや骨髄球系細胞といった抑制系免疫細胞の重要性が示されてきているが、「癌細胞側の因子」と「腫瘍免疫側の因子」との関連については不明な点が多い。
本検討では肝細胞癌のnon-coding RNAが腫瘍免疫に影響を及ぼす可能性について示した。今後、さらに広く行われる免疫療法の効果を増強することができる可能性が示唆された。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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