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ソラフェニブ耐性肝細胞癌のメタボローム解析に基づくバイオマーカーの解明

研究課題

研究課題/領域番号 18K15816
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分53010:消化器内科学関連
研究機関徳島大学

研究代表者

友成 哲  徳島大学, 病院, 助教 (20556807)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
キーワードソラフェニブ / 肝細胞癌
研究成果の概要

本研究ではソラフェニブ耐性細胞であるPLC/PRF5/R-1、R-2細胞と親株のconditioned mediaを用いて代謝物を網羅的メタボローム解析を行いソラフェニブ耐性肝癌と感受性肝癌の違いを明らかにすることを目的とした。ソラフェニブ耐性株と親株のconditioned mediaを作成し、CE-TOFMを用いて代謝産物の測定を行った。現在、検出されたピークに基づいて抽出された約1000の成分を既存の分析データと照合し、ソラフェニブ耐性株と親株との代謝プロファイルを比較して特異的な代謝産物を同定中である。

研究成果の学術的意義や社会的意義

解析した代謝産物が、肝細胞癌患者におけるソラフェニブ投与時バイオマーカーとして用いることが可能となれば、ソラフェニブによる肝細胞癌治療に個別化医療が導入されることになり、本研究の意義は非常に大きいと考えられる。特にソラフェニブ代謝産物は血清中や尿中に豊富にあることから、血清や尿検査による診断が可能になる。さらに、本研究の成果はソラフェニブ耐性を呈する癌に対する新たな治療薬の開発にも繋がり、進行肝癌患者の予後改善に大きく寄与するものと考えられる。

報告書

(3件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2021-02-19  

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