研究課題/領域番号 |
18K15817
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分53010:消化器内科学関連
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
三好 人正 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学系), 助教 (00814625)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | miRNA / ESCC / exosome / biomarker / liquid biopsy / リキッドバイオプシー / バイオマーカー / miRNAパネル / エクソソーム / 多重ロジスティック回帰分析 / 食道扁平上皮癌 |
研究成果の概要 |
3つの網羅的データベースよりESCCに高発現する18個のmiRNAを選出した。ESCC組織32例及び正常組織32例におけるこれらのmiRNA発現を調べたところ、いずれもESCCで有意に亢進していた。次いで、ESCC症例の血清検体50例及び健常人血清50例におけるmiRNA発現を調べたところ、8個のmiRNAがESCC症例で有意に亢進していた。さらに、ESCC280例と健常人128例の血清を用いて8個のmiRNA発現を調べ、数理的手法によりmiRNAパネルを用いたESCCの早期診断モデルを構築した(AUC=0.83)。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
我々のモデル式はスクリーニングマーカーとしての臨床応用に加え、術後や化学療法中のモニタリングマーカーとしても応用可能である。さらに、我々が同定したmiRNAパネルは治療標的にもなる。つまり、癌進展に関わる多数の遺伝子を同時に制御することができるmiRNAの特性を利用し、全く新たな創薬開発への応用が期待出来る。
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