研究課題
若手研究
ヒト臍帯静脈血管内皮細胞(HUVEC)及びヒト白血病細胞株を用いて、それぞれCUL3遺伝子ノックダウン下でのE-selection、ICAM-1、ICAM-2、VCAM-1、MAdCAM-1、インテグリン各α 鎖、β鎖のウエスタンブロット(WB)法によるタンパク質量変動解析、並びに蛍光免疫染色法 による細胞内局在解析を行い、インテグリンα 鎖、β鎖の発現量の低下を確認し、次にAlphaScreening法を用いて、責任BTBPの同定を試みたが、適切な標的蛋白を同定することができなかった。
現在本邦をはじめ潰瘍性大腸炎の患者は右肩上がりの増加を認めている。多くの新規のサイトカインや接着分子などリンパ球のトラフィッキングに関わる薬剤の新規開発が近年認められる。しかし、残念ながら今のところすべてを解決する治療法は確立されていない。今後も、既存治療効果を高め、更なる新規機序の薬剤開発の継続は必要だと考えられて今回の研究成果は今後の潰瘍性大腸炎の治療効果を高めていく可能性がある。
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すべて 雑誌論文 (10件) (うち査読あり 10件、 オープンアクセス 9件)
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