研究課題/領域番号 |
18K15904
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分53020:循環器内科学関連
|
研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
加藤 隆生 順天堂大学, 医学部, 助教 (10816573)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | 心不全 / ミトコンドリア機能 / 運動耐容能 / 98mTc-MIBI / 99mTc-MIBI |
研究成果の概要 |
心不全患者では99mTc-MIBI-WRで表される骨格筋ミトコンドリア機能の低下が心不全への標準的治療で変化するのか否かを検証したデータはなく、ADHFで入院した患者を対象に99mTc-MIBIによる検査と運動耐容能の評価などを退院前と退院6ヵ月後に施行し、その変化と相互の関係性を検討する。研究に必要な検査での患者有害事象は認めなかった。26例に施行したが、先行研究と違い、骨格筋でのWRと心筋のWRに相関が認められなかった。ROI(Region of Interest)の取り方も工夫したり、自費で健常例のデータも確認したが、有意な検査結果データは得られず、研究延長はせずに終了を決断した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
心不全患者の運動耐容能維持は必要な治療、病状化の指標として用いることが可能と考えられたが、先行研究をもとに研究デザインした結果、思うような結果が得られなかった。核医学検査、運動機能評価を行う際に患者への有害事象は発生しなかったため、研究デザインを再考する必要がある。心不全患者が増え、高齢者層への治療介入が必要な状況であり、運動耐容能の維持と心不全患者の予後改善を調べていく必要がある。
|