研究課題/領域番号 |
18K15959
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分53030:呼吸器内科学関連
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
額賀 重成 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (70645613)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | EGFR-TKI / 耐性化機序 / 非小細胞肺癌 |
研究成果の概要 |
KLOG(Keio Lung oncocology Group)を通じて検体回収を行い、それらを利用して非小細胞肺癌細胞株を皮下移植したxenograftマウスモデルおよび第三世代EGFR-TKIに耐性化した肺癌細胞株作成を行うことができた。それらを利用し、第三世代EGFR-TKIへの新しい耐性化機序について報告を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
肺癌では分子生物学的な解明が進められ、特定の遺伝子変異を持つ症例では分子標的薬が奏功し予後の延長が得られる。しかし、その耐性化が問題であり、未だ根治は困難である。EGFR遺伝子変異に対して第三世代EGFRチロシンキナーゼ阻害剤が有効だが、現時点では同薬剤に対する耐性化の克服ができていない。実際に耐性化した臨床検体を回収し耐性化機序を解明することは、肺癌患者の予後延長につながるため学術的、社会的意義は大きい。
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