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芳香族炭化水素受容体(AhR)活性化を介した尿細管間質における炎症抑制機序の解明

研究課題

研究課題/領域番号 18K15972
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分53040:腎臓内科学関連
研究機関山梨大学

研究代表者

高村 武之  山梨大学, 大学院総合研究部, 医学研究員 (30814248)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワードAhR / 芳香族炭化水素受容体 / 尿細管間質 / 慢性腎臓病 / 尿細管上皮細胞
研究成果の概要

本邦におけるeGFR60未満の慢性腎臓病(CKD)患者は約1300万人に上るとされる。CKDの悪化により毎年約1万人に新規の透析導入が必要となっており、CKDの根治的治療の開発は急務である。本研究は芳香族炭化水素受容体(AhR)の活性化が持つ尿細管間質の炎症抑制作用を明らかにするものである。我々はC57BL/6Jマウスおよび培養尿細管上皮細胞を用いて、AhR経路を活性化した際の各種mRNAおよびタンパクの発現量に注目し検討を行った。AhRアゴニストの投与は腎臓でもAhR経路を活性化している可能性が示唆されたため現在その作用機序の解析を進めている。

研究成果の学術的意義や社会的意義

慢性腎臓病患者は約1300万人といわれ、今や腎臓病は国民病と考えられているものの腎不全の根治療法は存在せず、腎移植もドナー不足に悩まされているのが現状であり、腎機能低下の治療や進展予防に期待する社会的要望は強い。これまで明らかとなっていない、芳香族炭化水素受容体(AhR)の活性化が尿細管間質における炎症抑制に寄与している可能性があることは、新規治療法の開発につながる意義を持つと考えられる。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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