研究課題/領域番号 |
18K16029
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分53050:皮膚科学関連
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
楊 伶俐 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 特任講師 (40711784)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 色素細胞 / エクソソーム / メラノサイト / 尋常性白斑 / 色素 |
研究成果の概要 |
白斑は皮膚においてメラノサイトが機能的に色素を産生できなくなることによって生じる色素異常症であるが、これまでの研究によりメラノサイト周囲の環境が大きく影響していることがわかってきている。そこで、我々は新たな白斑病態に関与しうる重要な環境因子として細胞外ベシクル(EVs)に着目した。EVsの白斑における関与は不明である。そこで本研究ではEVs等白斑病態に関与しうる重要な環境因子に着目し、その制御を切り口として白斑部メラノサイトの健常化を目指すマイクロアレイ解析によって、白斑患者の皮膚水泡液中EVs内miRNA、核小体低分子RNA (snoRNA) を解析した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
尋常性白斑病変部位の皮膚組織に焦点を当て、病変、非病変および健常人表皮からの吸引水疱より得られた水疱内容液を用いる新しい実験法を考え、網羅的に解析を行った。これらの研究手法は、尋常性白斑病態解明に関する研究の中で今までないアイディアである。このようなプロセスと視点から研究を進めることにより、尋常性白斑だけでなくこれまで不明とされる皮膚科疾患の病態解明に繋がる新たなアプローチとなる。
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