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足底メラノーマの病態にせまる:物理刺激が足底の真皮マトリックスに及ぼす影響の解明

研究課題

研究課題/領域番号 18K16055
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分53050:皮膚科学関連
研究機関信州大学

研究代表者

皆川 茜  信州大学, 学術研究院医学系, 助教 (80467183)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワードメラノーマ / 色素細胞母斑 / 悪性黒色腫 / 皮膚病理 / 足底 / マトリックス
研究成果の概要

足底メラノーマと色素細胞母斑の検体を用いて、皮膚の厚さ、真皮の性状(主に弾性繊維の量と質)、メラノサイトの数などを、疾患ごと(メラノーマと色素細胞母斑)、病変の部位(踵とそれ例外)、患者年齢(高齢者と若年者)で比較した。高齢者のメラノーマでは真皮にエラスチカワンギーゾン染色で濃染する陽性物質の沈着が見られる症例があったが、定量的差異は検出できなかった。それ以外の項目でも有意な差は検出できなかった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

日本人に多く生じる足底メラノーマの病態解明は、新しい治療法の開発などに不可欠である。足底メラノーマが踵などの荷重部に好発することから、足底メラノーマに対する物理刺激の関与が強く示唆された。本研究では足底メラノーマの皮膚検体を解析し、高齢者のメラノーマでは真皮にエラスチカワンギーゾン染色で濃染する陽性物質の沈着があることを示した。永年の物理刺激により、足底真皮の性状が変化する可能性が示唆されたが、詳細な検討は今後の課題である。

報告書

(3件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2021-02-19  

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