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光線治療における乾癬患者末梢血のILC2とILC3のバランスの検討

研究課題

研究課題/領域番号 18K16067
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分53050:皮膚科学関連
研究機関名古屋市立大学

研究代表者

西田 絵美  名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 研究員 (80597534)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード乾癬 / ILC / 光線 / 自然リンパ球 / ILC2 / ILC3
研究成果の概要

乾癬患者の末梢血を用いて、今まで知られてきた獲得免疫ではなく自然免疫の役割を担う自然リンパ球(ILC)のうちILC2、ILC3のサブタイプのバランスが光線によってどのように変化するかをみることで、このバランスが乾癬への方向付けを行うかを明らかにすることを目的に本研究を行うこととした。患者検体の採取については問題はなかったものの、以前より報告のある方法にて末梢血におけるILC2またILC3細胞の同定を試みるも困難であったことから、上記研究を進めることができなかった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

乾癬は抗原特異的な反応により起こるとされており、近年もマウスモデルにおいて、表皮抗原特異的Th17細胞が乾癬様の皮膚症状を誘導することが示されたが、実際のヒトの病変皮膚での特異抗原の同定は困難であり、乾癬病変部のT細胞受容体のレパトア解析も行われている。こういった中、非特異的な免疫反応として自然免疫を担う細胞であるILCが注目されるようになり、乾癬の皮膚組織、末梢血にも存在することが報告され、特にILC3はその役目を担っていると考えられている。しかしILCを含む免疫細胞の同定がいまだ困難であることは今回の研究からも実感することであり、その他の研究手法、技術を用いた簡便な方法の開発が望まれる。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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