研究課題/領域番号 |
18K16178
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分54030:感染症内科学関連
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
MAHITI Macdonald 熊本大学, 国際先端医学研究機構, 客員講師 (50773321)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | HIV-1感染症 / HIV-1 / latency / HIV/AIDS |
研究成果の概要 |
現存の抗ウイルス薬はHIVを根絶できないため、HIV感染を予防するワクチンの開発やHIVを排除可能な新たな完治療法が求められている。このためには、残存するウイルスの特徴を捉えることが重要である。私の母国であるタンザニアではHIV感染症が成人の5%に達することから、母国でコホートを作り、抗ウイルス療法(ART)下でウイルスが抑制された感染者(N=115)をリクルートした。残存するプロウイルス量を測定したところ、これまでに先進国で報告された値の範囲内であった。配列解析をしたところ、薬剤耐性変異はほとんど認められなかった。現在、全長のウイルスゲノムを増幅する条件検討を引き続き実施している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
リザーバーウイルスの性状、特に途上国で広がるウイルス変異株での現状を明らかにすることで、エイズが蔓延する地域におけるHIV診療、医療の課題解決に貢献できるとともに、新たな薬剤やワクチン開発に向けた基盤情報を提供できる。
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