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細胞外マトリックスタンパクを介したインスリン感受性制御機構の解析

研究課題

研究課題/領域番号 18K16241
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分54040:代謝および内分泌学関連
研究機関横浜市立大学

研究代表者

奥山 朋子  横浜市立大学, 附属病院, 助教 (90806928)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
キーワードインスリン感受性 / 糖尿病 / 細胞外マトリックス
研究成果の概要

Fibulin-5(Fbln5)は細胞外弾性線維形成に必須の分泌蛋白である。本研究ではFbln5欠損マウスを用いた解析により、細胞外マトリックス分子による糖代謝制御機構について検討した。Fbln5欠損マウスは体重非依存性のインスリン感受性亢進を呈し、高脂肪食誘導性の肥満および脂肪肝の改善を認めた。各種代謝臓器特異的(肝細胞、脂肪細胞、皮膚)なFbln5欠損マウスを樹立したが、いずれもインスリン感受性の変化は来たさなかった。以上より、Fbln5によるインスリン感受性制御機構として、細胞接着因子としての作用および血管弾性線維を介した機構等が想定された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では細胞外弾性線維関連分子によるインスリン感受性、エネルギー代謝制御機構について検討し組織周辺環境による代謝制御機構を提唱する。これまでインスリン感受性の責任臓器として、肝臓や骨格筋、脂肪組織などが代表と考えられてきたが、細胞外マトリックスによる制御については不明である。本研究により得られた知見は、メタボリックシンドロームの新たな分子機構の解明につながるものであり、糖尿病を始めとするメタボリックシンドロームの治療開発にも有用である。

報告書

(3件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて 2019 2018

すべて 学会発表 (5件)

  • [学会発表] 細胞外マトリックス分子Fibulin-5による臓器連関と代謝制御機構の解明2019

    • 著者名/発表者名
      奥山朋子,白川 純, 寺内康夫
    • 学会等名
      第56回日本分子医学会学術集会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [学会発表] 細胞外弾性線維による糖代謝制御機構の解明2019

    • 著者名/発表者名
      奥山朋子,白川 純, 寺内康夫
    • 学会等名
      第92回日本内分泌学会学術集会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [学会発表] 膵島における細胞外マトリックス蛋白Fibulin-5の発現制御機構および機能解析2018

    • 著者名/発表者名
      奥山 朋子、白川 純、寺内 康夫
    • 学会等名
      第61会日本糖尿病学会学術集会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [学会発表] 細胞外マトリックス分子Fibulin-5による臓器連関と代謝制御機構の解明2018

    • 著者名/発表者名
      奥山 朋子、白川 純、寺内 康夫
    • 学会等名
      第56会日本臨床分子医学会学術集会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [学会発表] 弾性線維を介した糖代謝制御機構の解明2018

    • 著者名/発表者名
      奥山 朋子、白川 純、寺内 康夫
    • 学会等名
      第92回日本内分泌学会学術総会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2021-02-19  

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