研究課題/領域番号 |
18K16260
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分55010:外科学一般および小児外科学関連
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
吉丸 耕一朗 九州大学, 医学研究院, 講師 (60711190)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ヒルシュスプルング病 / ヒルシュスプルング病類縁疾患 / 腸管神経節細胞僅少症 / 腸管不全 / 脱落乳歯歯髄幹細胞 / 再生医療 / 腸管再生 / 小児外科学 / 幹細胞 / 腸管蠕動不全 / ヒト脱落乳歯歯髄幹細胞 / 自家細胞移植 |
研究成果の概要 |
<患児由来幹細胞の性質>健常児由来の幹細胞と比較しても増殖能力は同等であり、また細胞の分化能力としても幹細胞の特徴を変わりなく有していた。 <幹細胞移植効果の検討> 疾患モデルマウスに対する患者由来乳歯幹細胞の移植効果の検討として、移植後の体重増加の推移の観察を終了した。体重増加や腸管の動きの変化、顕微鏡的変化などの結果を得た。患児由来幹細胞移植群においても体重増加は見られ、電気生理学的にも腸管蠕動は改善傾向を示した。今後もさらなる解析をする予定である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、ヒルシュスプルング病類縁疾患の患児由来の乳歯幹細胞を用いて自身の腸管蠕動を改善させることを目的とした研究である。既に健常児由来の乳歯幹細胞を用いた疾患モデルマウスの治療効果は証明済みであるため、今後も本研究を継続し、自家細胞移植での治療達成を目指したい。
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