研究課題/領域番号 |
18K16272
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分55010:外科学一般および小児外科学関連
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
植松 智海 東北大学, 医学系研究科, 大学院非常勤講師 (30811476)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 膵島移植 / Fibroblast Growth Factor / リコンビナントペプチド / ADSCs / 皮下膵島移植 / I型コラーゲン様リコンビナントペプチド / 血管新生細胞外マトリックス(ECM) / ADSCs / 皮下移植 / Recombinant Peptide / Extracellular Matrix |
研究成果の概要 |
我々はFibroblast Growth Factorを使用したデバイスを作成し、皮下膵島移植の生着率向上に血管新生の重要性を示した。 また新規素材であるI型Collagen様リコンビナントペプチド(RCP)を用いて安全で効果的な皮下血管床構築法を確立し、従来の経門脈移植と同等の皮下膵島移植の生着率向上を実現した。 加えてRCPにAdipose-derived stem cells (ADSCs)を付加した群(RCP+ADSCs群)の検証を行い、新生血管増強効果と移植部位及び膵島グラフトの被膜におけるECMのup-regulationが相乗的に作用をもたらした可能性を示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の目的は、重症1型糖尿病の根治療法において、リスクが高い従来の経門脈的膵島移植に代わる低侵襲な皮下膵島移植の開発である。我々はFibroblast Growth Factorや新規素材であるI型Collagen様リコンビナントペプチド(RCP)、血管新生作用を有するAdipose-derived stem cells (ADSCs)を用いて安全で効果的な皮下血管床構築法を確立することにより、従来の経門脈移植と同等の皮下膵島移植の生着率向上を実現した。
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