研究課題/領域番号 |
18K16284
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分55010:外科学一般および小児外科学関連
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
波戸 ゆかり 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 研究員 (20721864)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 乳癌 / RNF5 / オートファジー |
研究成果の概要 |
最近、乳癌の増殖にユビキチンリガーゼのひとつRNF5が関与していることが報告された。私たちは小数例を対象とした予備実験において、乳癌組織における RNF5遺伝子発現低下と乳癌予後不良に関連があることがわかった。この結果を検証するために当施設で長期フォローアップを行った乳癌625例を用いて、RNF5遺伝子の mRNA発現と臨床病理学的因子および予後との検討を行った。RNF5発現低下は、高グレード、エストロゲン受容体陰性などと正の相関を認めた。しかし、RNF5 mRNA発現と予後との関連については、RNF5発現低下症例で無病生存・全生存期間とも予後不良の傾向を認めたものの、有意差は認めなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
乳癌の増殖にユビキチンリガーゼのひとつRNF5が関与していることが報告された。この報告を検証するために、当施設で長期フォローアップを行った約600例の乳癌症例を用いて、RNF5遺伝子の mRNA発現と臨床病理学的因子および予後との検討を行った。しかし、残念ながらRNF5 mRNA発現と予後との間に明確な関連性は認められず、RNF5が乳癌治療の標的となる可能性は低いと考えられた。
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