研究課題/領域番号 |
18K16327
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分55020:消化器外科学関連
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研究機関 | 和歌山県立医科大学 |
研究代表者 |
辻 俊明 和歌山県立医科大学, 医学部, 博士研究員 (20549737)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 抗がんウイルス / 胃がん / 免疫チェックポイント阻害 / 抗がんウイルス療法 / 治療ウイルス |
研究成果の概要 |
本研究ではヒトsoluble PD-1 (sPD-1)遺伝子を抗がんヘルペスウイルスに導入して免疫チェックポイント阻害作用を持つ抗がんヘルペスウイルス開発を目的とした研究を行った。ヒトcDNAライブラリーおよびヒト血液サンプルmRNAからのクローニング・シークエンスを行ったがいずれも目的とするsPD-1 cDNAの作成には至っていない。原因としてはsPD-1遺伝子はPD-1分子のsplice variantで、通常のPD-1遺伝子と比べてcDNAライブラリーおよびサンプル中の含有量が少ないためと考えられ、国内外からの研究施設からのcDNAの入手し研究を継続の予定である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究ではヒトsoluble PD-1 (sPD-1)遺伝子を抗がんヘルペスウイルスに導入して免疫チェックポイント阻害作用を持つ抗がんヘルペスウイルス開発を目的とし、sPD-1発現による抗腫瘍効果の増強が確認できれば動物実験を含めた前臨床的研究への発展が期待できるがsPD-1遺伝子のクローニングが予想よりも困難な状態で当初計画していた抗がんウイルス療法への応用が難しい。今後も研究継続を行うことにより抗がんウイルス療法の発展が期待される。
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