研究課題/領域番号 |
18K16341
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分55020:消化器外科学関連
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
高橋 一広 筑波大学, 医学医療系, 講師 (80794528)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 羊膜上皮細胞 / 肝再生 / 肝細胞 / 肝芽細胞 / IPS細胞 / 胚体内胚葉 / Albumin / 内胚葉系細胞 / 分化誘導 / 内胚葉化 / 肝不全 / 劇症肝炎 |
研究成果の概要 |
外胚葉由来の羊膜上皮細胞は細胞実験において、IPS細胞を使用した内胚葉分化プロトコールおよび肝細胞分化プロトコールや既報のマウス羊膜上皮細胞分化プロトコールでは、目的とする羊膜上皮細胞内胚葉化および肝細胞への分化が難しいことが示唆された。一方で、natural productであるIsoharmnetinによる羊膜上皮細胞の分化誘導で、肝芽細胞への分化を示唆する結果が得られ、今後引き続き検討する余地があると考えられた。 一方、動物実験でのヒト羊膜上皮細胞分化誘導は再現性に乏しく、今回行った検証ではヒト肝細胞化の確定的な結果は得られなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
廃棄処分される胎盤から分離される羊膜上皮細胞を用いて、細胞実験や動物実験で肝細胞に分化させることができるかどうかを検証した。Natural productであるIsoharmnetinによる分化誘導により羊膜上皮細胞が肝細胞の前駆細胞である肝芽細胞への分化を示唆する結果を得られた。今後、条件設定を見直すことで、分化できる肝芽細胞を増やすことができ、さらに肝細胞に分化させることができる可能性が示唆された。
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