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微細酸素気泡の血液溶解を利用した小型人工肺と圧電素子を用いた小型血流ポンプの開発

研究課題

研究課題/領域番号 18K16382
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分55030:心臓血管外科学関連
研究機関弘前大学

研究代表者

小渡 亮介  弘前大学, 医学部附属病院, 講師 (20792477)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2021年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワード人工心肺 / マイクロバブル / 心臓手術 / 心臓外科 / 人工肺
研究成果の概要

本研究では、以前使用されていた気泡型人工肺を、マイクロバブルを用いることで安全に再実装することが出来ないかという臨床的疑問を解決するために実験を行ってきた。
これまで生理食塩水を使用し、マイクロバブル吹き付けで流量依存に、通常の酸素投与よりも酸素飽和度が上昇することを確認してきた。この後、ヒト血液実験や動物実験での研究を行う予定であった。しかし、COVID-19の流行後、人工心肺回路の供給が不安定で臨床使用以外の購入が困難であった。研究期間延長を行ってきたが、人工心肺の供給は不安定であり、この状況は2023年度も継続する見込みのため、人工心肺回路が必須である本研究の継続を断念した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

新生児では左心低形成症候群をはじめとする重症先天性心疾患のほか横隔膜ヘルニア、新生児呼吸促迫症候群などにより重症の循環不全、呼吸不全を発症することがあるため、気泡型人工肺が安全に人工心肺に再実装された場合には、人工心肺回路の容量を小さくすることができ、小児疾患などで問題となるプライミングボリュームの削減などが行える。このことは心臓血管外科領域において特に高い学術的意義、臨床的意義があると考えられる。

報告書

(6件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2024-01-30  

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