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脱細胞化、再細胞化技術を用いた再生型カバードステントの開発

研究課題

研究課題/領域番号 18K16403
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分55030:心臓血管外科学関連
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

松原 健太郎  慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (70348671)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワード生体吸収性ステント / 血管内治療 / カバードステント / 脱細胞化 / 末梢動脈疾患 / 再細胞化
研究成果の概要

生体吸収性ステントを骨格とし、脱細胞化、再細胞化により作成した血管移植片をグラフトに用いた再生型カバードステントの開発を目的に研究を開始したが、先行実験の結果をふまえて実験計画を修正した。生体吸収性ステントと金属ステントのブタ腸骨動脈留置後24週の遠隔期評価を行い、生体吸収性ステントと腸骨動脈の接触部における遠隔期の内膜肥厚による狭窄の程度や、血管壁の反応の詳細を評価し得た。またカバードステント留置後の開存性評価における、より低侵襲なレーザードプラ血流計による評価の有用性の検討を行い、ブタ足部におけるレーザードプラ血流計による計測が腸骨動脈狭窄による血流低下を検出しうることが示された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、脱細胞化、再細胞化技術を用いた再生型カバードステントの開発という目的のもとに、関連する大動物実験を行った。生体吸収性ステント留置部の遠隔期の血管壁反応の詳細な評価は、これまでほとんど行われていないため、留置後24週までの病理組織学的、形態学的変化を評価できたことは、生体吸収性ステントに関わるあらゆる研究の基礎となるデータになると思われる。また大動物の血流評価における低侵襲なレーザードプラ血流計の有用性の検討は、大動物実験における手技の簡略化や、動物愛護の観点から意義のあるものと考える。

報告書

(5件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2022 2018

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 脱細胞化技術を用いた再生型ステントグラフトの開発に向けた基礎的研究2022

    • 著者名/発表者名
      松原健太郎
    • 学会等名
      第122回日本外科学会定期学術集会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] 異物を残さない再生型ステントグラフト開発に向けた基礎的研究2018

    • 著者名/発表者名
      松原健太郎
    • 学会等名
      第46回日本血管外科学会総会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2023-01-30  

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