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家族性肺癌における新規ドライバー遺伝子の機能解析

研究課題

研究課題/領域番号 18K16423
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分55040:呼吸器外科学関連
研究機関長崎大学

研究代表者

朝重 耕一  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 助教 (70457547)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード肺癌 / 遺伝性腫瘍 / 家族性肺癌 / 肺腺癌 / 肺がん / 家族性肺がん / MAST1
研究成果の概要

次世代シーケンサーを用いたある家系の連鎖解析によって肺がんの新規ドライバー遺伝子の候補として挙がった4つの遺伝子について、肺がん細胞株を用い、各遺伝子の発現の有無及び発現している細胞株においてはsi-RNAによる各遺伝子のノックダウンを行い、遺伝子発現の変化を確認した。また、細胞増殖マーカー遺伝子についても発現量の変化をq-PCRにて確認した。遺伝子発現の低下を認めた細胞株においては、sh-RNA下に細胞の増殖能、足場非依存性増殖、浸潤能を検討したが、発現レベルの低下に伴い、増殖能、足場非依存性増殖、浸潤能の低下を認める遺伝子について再現性を持った結果は得ることができなかった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

肺がんは遺伝性は稀であるが、常染色体優勢遺伝が強く疑われる肺がん家系においてその発症の原因となる遺伝子を見出したため、発がんやがんの進展に関与しているかどうか、肺がん細胞株を用いた実験を行った。今回実施した実験では見出した遺伝子が発癌やがんの進展と関わっているかどうかを明らかにすることはできなかったが、この結果から本家系の肺がんの発症原因は単純な塩基変化ではなく、他の原因があるものと推察された。そのため今後は全ゲノム解析により本家系に特徴的なゲノム変化を発見し、その機能解析を行っていく。

報告書

(5件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2023-01-30  

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