研究課題/領域番号 |
18K16429
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分55040:呼吸器外科学関連
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
山内 良兼 帝京大学, 医学部, 講師 (30445390)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 凍結療法 / 肺癌 / 免疫療法 / MDSC / 骨髄由来抑制細胞 / 腫瘍周囲環境 / 腫瘍免疫 |
研究成果の概要 |
凍結療法の研究の一環として、免疫抑制性の腫瘍微小環境を破壊するPD-1受容体およびそのリガンドであるPD-L1に対する抗体との併用による治療効果が示されつつある。今回、腫瘍の微小環境形成に重要な役割を果たすと考えられている骨髄由来抑制細胞(MDSCs)とT細胞免疫について着目した。MDSCとT細胞免疫について、凍結療法とICIを組み合わせた場合の腫瘍自身と腫瘍周辺環境における免疫調節の役割について検討した。その結果、凍結療法とICIの併用は相乗的な抗腫瘍効果をもたらす可能性があり、その効果はMDSCsとT細胞免疫のモニタリングによって評価できることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
腫瘍の微小環境形成に重要な役割を果たすと考えられている骨髄由来抑制細胞(MDSC)とT細胞免疫について、凍結融解術とICIを組み合わせた場合の腫瘍自身と腫瘍周辺環境における免疫調節の役割について検討しました。その結果、凍結融解術とICIの併用は相乗的な抗腫瘍効果をもたらす可能性があり、その効果はMDSCsとT細胞免疫のモニタリングによって評価できることが示唆された。
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