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非小細胞肺がんの新たな免疫抑制メカニズムーEx vivo系を用いた解明

研究課題

研究課題/領域番号 18K16433
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分55040:呼吸器外科学関連
研究機関地方独立行政法人宮城県立病院機構宮城県立がんセンター(研究所)

研究代表者

佐藤 卓  地方独立行政法人宮城県立病院機構宮城県立がんセンター(研究所), がん薬物療法研究部, 共同研究員 (90814541)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワード肺がん / 代謝 / 免疫チェックポイント
研究成果の概要

腫瘍細胞は、正常組織・細胞と比べ、大量のグルコースを取り込むが、それを完全には酸化しない傾向がある。同時に乳酸産生が高い。この特徴的な代謝形質はワールブルグ効果と呼ばれ、現象としては広く知られているが、その意義は未だ定まっていない。本研究では、ワールブルグ効果が腫瘍微小環境に及ぼす影響を解析し、腫瘍細胞に非自律的なワールブルグ効果のがん促進作用を明らかにすることを目的として、検討を行った。その結果、腫瘍細胞の代謝に、免疫系による自身への攻撃を和らげる作用があることが示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

今回得られた結果は、腫瘍ワールブルグ効果をターゲットする新規イムノセラピー開発への途を拓くとともに、自身に対する免疫寛容の誘導こそがワールブルグ効果が腫瘍にもたらす真のメリットであることを示唆している。腫瘍学分野にて長年の謎となっていたワールブルグ効果の真の意義解明の端緒となる成果を得るとともに、新規イムノセラピーの開発にも通じる重要な知見を得ることができた。

報告書

(1件)
  • 2019 研究成果報告書 ( PDF )

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2021-02-19  

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