研究課題/領域番号 |
18K16434
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分55050:麻酔科学関連
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
臼井 要介 東北大学, 医学系研究科, 非常勤講師 (30791850)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 超音波ガイド下神経ブロック / 超音波地図 / 凍結肩 / リハビリテーション / エラストグラフィ |
研究成果の概要 |
凍結肩,いわゆる五十肩は肩関節の疼痛と拘縮を伴う慢性疾患である.われわれは,痛みにより過緊張となった拮抗筋に対して選択的超音波ガイド下神経ブロックを行い,その後に運動療法を行う戦略がよいことを発見した.さらにわれわれは超音波画像に解剖学的部位の明示をイラストレーションで行う,独自の肩関節超音波地図を作成した.さらにこの地図を,プローブを走査した際に,連動して超音波地図が変化するようなシミュレータを,Mixed Realityヘッドセットに表示させるアプリを開発した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
凍結肩の診療指針は未だなく,医師によってさまざまな治療方針となっている.私は選択的超音波ガイド下の神経ブロックを肩関節で開発し,その精緻な運用を理論的に体系化した.またこの治療戦略をだれもが容易に取得できるように,Mixed Reality技術を応用した超音波地図シミュレータを社会実装した.
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