研究課題/領域番号 |
18K16457
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分55050:麻酔科学関連
|
研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
石井 祥代 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (40457958)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
|
キーワード | 血小板 / microRNA |
研究成果の概要 |
人工心肺を使用する心臓血管外科手術では、血小板の働きが人工心肺離脱後に一時的に低下し、術後出血の1つの原因となることが明らかとなっている。しかし、その分子生物学的なメカニズムは、未だ不明な部分が多い。本研究では、microRNAという小さなRNAが人工心肺離脱後の血小板機能不全に関連しているという仮説を元に研究を行った。 その結果、人工心肺離脱後ではいくつかの血小板内microRNAの発現が上昇し、止血に関連する血小板膜タンパクの発現低下を引き起こしている可能性が高いことが示唆された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
人工心肺離脱後の血小板機能低下の分子生物学的なメカニズムがmicroRNAレベルで引き起こされている可能性を示唆したことが本研究の学術的意義であると考えられる。また、本研究の社会的意義として、それらのmicroRNAをターゲットにした治療法に展開できる可能性を有していることが挙げられる。
|