• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

蘇生後脳症に対する脳再生治療法の応用を目指した基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 18K16489
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分55050:麻酔科学関連
研究機関名古屋市立大学

研究代表者

藤掛 数馬  名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 助教 (00791162)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード新生ニューロン移動 / 脳再生 / 脳傷害 / 蘇生後脳症 / Fyn
研究成果の概要

1)脳傷害モデルマウスを作成し、新生ニューロンが傷害部位周囲へ移動することを確認した。2)脳傷害部位に向かう新生ニューロンにFynおよびリン酸化Fynが発現していることを確認した。3)Fynの上流シグナルであるReelinが脳傷害周囲にも発現していることを確認した。4)新生ニューロンのFynの発現を抑制する実験から、新生ニューロンの脳傷害部位への移動にFynが関与していることが示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

脳損傷後患者には有効な治療法がないため、脳再生治療が期待されている。生体後の脳には神経幹細胞が存在し、産生された新生ニューロンは通常は嗅球に移動する。一方で脳に傷害が起きると新生ニューロンのごく一部が損傷部位へ移動し成熟すること知られている。本研究ではFynが新生ニューロンの脳損傷部位への移動に関与している可能性を示した。本結果をさらに発展させることにより脳再生治療への応用が期待できる。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2020

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 成体脳でのFynによるニューロブラスト間接着調整機構2020

    • 著者名/発表者名
      藤掛 数馬、澤田 雅人、匹田 貴夫、瀬戸 弥生、金子 奈穂子、Vicente Herranz-Perez、土肥 名月、本間 夏美、大佐賀 智、栁川 右千夫、赤池 敏宏、Jose Manuel Garcia-Verdugo、服部 光治、祖父江 和哉、澤本 和延
    • 学会等名
      第71回名古屋市立大学医学会総会
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書

URL: 

公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi