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生体蛍光イメージング解析を用いたアスコルビン酸の重症病態下内皮細胞機能への影響

研究課題

研究課題/領域番号 18K16496
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分55050:麻酔科学関連
研究機関杏林大学

研究代表者

安藤 直朗  杏林大学, 医学部, 助教 (10752199)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワードアスコルビン酸 / 敗血症 / 壊血病 / グリコカリックス層 / 内皮細胞障害 / 微小循環 / ビタミンC / 血管内皮細胞 / 末梢循環 / グリコカリックス / 血管内皮細胞機能 / ステロイド
研究成果の概要

重症病態に対する治療としてのアスコルビン酸投与の予後改善効果が、血管内皮機能、末梢循環の改善によるものと仮定し、その関係を解明することを目的とし研究計画を立てた。背面皮膚透明窓を装着し血管内皮細胞の構造の評価を可能にしたアスコルビン酸合成酵素ノックアウトマウスを使用し、アスコルビン酸の血中濃度が低下した状態でlipopolysaccharide投与による敗血症モデルを作成することに成功した。また敗血症時のアスコルビン酸の投与による、血管内皮細胞の構造変化と末梢循環の変化を観察し、その障害の程度を解析し、アスコルビン酸の急速静脈投与および経口投与の実験系の確立を試み、その至適投与量の模索した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

マウスは本来、自身でアスコルビン酸を合成できる。本研究の最大の特徴は、アスコルビン酸合成酵素ノックアウトマウスを用い、ヒトにおける敗血症のアスコルビン酸欠乏状態をシミュレートするモデルを作成した点と、それに加えて背面皮膚透過窓を用いてその微小循環をリアルタイムに観察した点である。これにより、アスコルビン酸の投与による血管内皮細胞およびグリコカリックス層の変化を定量化することができるモデルが完成した。今後、アスコルビン酸の投与量や併用すると効果があるとされるチアミン、ステロイドの効果を計測することもでき、敗血症における末梢循環変化の解明と、その治療の一助となるモデルを作成できることになる。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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