研究課題/領域番号 |
18K16497
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分55050:麻酔科学関連
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
松成 紗帆子 昭和大学, 歯学部, 助教 (60710308)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ラリンゲルマスク / 経鼻ラリンゲルマスク / 経鼻挿管 / 声門上器具 / ラリンジアルマスク / 経鼻 / シリコン / 麻酔 / 気道管理 |
研究成果の概要 |
経鼻専用のラリンゲルマスクを考案した。シリコン製品を作成している業者に依頼をし、実際に制作が可能であるか、実用化は可能であるか、生体に使用可能であるかなどを検討した。すべてシリコンでできた経鼻ラリンジアルマスクの試作品を5種作成した。シリコンバルーンを膨らませることに難航し、何度か形状の変更をした。最終的にシリコンバルーンが均一に膨らむようになった。最終年度では実用化の段階までではないが、経鼻ラリンゲルマスクの作成は可能であった。今後もまた修正の必要があり、再度検討が必要である。実用化および被験者を用いて使用の可否を今後の課題としたい。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究期間を通して試作品に改良を重ね、シリコンを用いた経鼻ラリンゲルマスクの作成は可能であった。形態に修正、検討の必要はあるが、生体に害はなく、熱変性も起こさないため実用化は可能であると望める。 歯科治療において精神鎮静法を必要とする患者は増加しており、より安全な気道確保が必要である。ラリンゲルマスクは普及しているが、口腔内を占有する形状であるため歯科においては普及していない。歯科麻酔領域での新たな気道確保法として、気道管理より低侵襲な経鼻専用のラリンゲルマスクはより安全で効率的な歯科における気道管理として今後の歯科治療において非常に有用であると考えられる。
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