研究課題/領域番号 |
18K16507
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分55060:救急医学関連
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
柄澤 智史 千葉大学, 医学部附属病院, その他(医員) (20646393)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 虚血再灌流障害 / 急性腸間膜虚血 / 腸管虚血再灌流 / 間葉系幹細胞 / 虚血再灌流 / 腸管の再生医療 |
研究成果の概要 |
Sprague-Dawleyラットを用いたモデル作成の確立を行なった.実験系の確立のためには1. 手技時間中の気道確保のための気管挿管手技 2. 開腹、上腸間膜動脈同定、Clump、閉腹などの外科手技 3. 手技終了後7日目までの安定した生存 これらをクリアする必要があり時間を要したが確立することができた. しかし実験系の次の段階である間葉系幹細胞の採取・培養の手技の確立に難渋し時間を要している.現段階で間葉系幹細胞投与の有効性を検証できる段階に至っておらず、手技のさらなる安定化が必要である。モデルの作成は安定しており、必要な手技の確立は済んでいるため、今後実験数を増やして検討を重ねていく.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究はこれまでのような酸化ストレスの軽減を目的としていたこれまでの研究と異なり,腸管再生まで期待できる治療法という点で効果が証明されれば学術的意義がある. MSCはヒトにおいても採取・培養方法が確立されており,動物モデルで効果を認めた場合にはヒトへの応用が可能であり、他の虚血再灌流が絡む疾患(心筋梗塞など)への応用も期待できるため,今後も実験を進めていく.
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