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侵襲時生体反応におけるオートファジーの役割とその制御:エネルギー供給の観点から

研究課題

研究課題/領域番号 18K16513
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分55060:救急医学関連
研究機関大阪大学

研究代表者

蛯原 健  大阪大学, 医学部附属病院, 医員 (10813975)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード敗血症 / オートファジー / 脂肪 / 脂肪組織 / 救急医学
研究成果の概要

敗血症などの侵襲病態でのオートファジーの役割は不明な点が多い。今回、脂肪組織に注目し脂肪組織での敗血症病態でのオートファジーの役割を明らかにした。
①敗血症において、脂肪組織でのオートファジーは時間と共にダイナミックに動態を変えており、その活性化には侵襲により産生されるサイトカインの一つであるTNF-αの関与が明らかとなった。②脂肪組織特異的にオートファジーが起こらないようにすると侵襲に対して生体防御的な作用が見られた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

近年の医療水準の向上にも関わらず、全世界で年間2500万人以上が敗血症に罹患し、そのうち4人に1人が死亡する。敗血症の治療は抗生剤投与に加えて輸液や強心薬投与などの対処療法が主体であるが、それだけでは救命することが困難な症例が存在し、更なる敗血症病態の解明や治療法の創出が急務である。
今回、敗血症病態での脂肪組織のオートファジーは劇的な変化をしており、オートファジーの亢進を抑えることで生体に対して防御的な働きが観察されたことから、今後敗血症の新たな治療につながる可能性がある。

報告書

(3件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (2件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] LOW DOSE LIPOPOLYSACCHARIDE(LPS) INDUCE AUTOPHAGY, BUT HIGH DOSE LPS IMPAIR AUTOPHAGY IN ADIPOSE TISSUE2019

    • 著者名/発表者名
      TAKESHI EBIHARA
    • 学会等名
      42nd Annual CONFERENCE ON SHOCK
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] LPSは脂肪組織でのオートファジーを亢進させるのか阻害するのか?2019

    • 著者名/発表者名
      蛯原 健
    • 学会等名
      第25回日本エンドトキシン自然免疫研究会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2021-02-19  

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